平 岳大 X 山下 裕助 X 島田 滉大

STAFF INTERVIEW

全員が役割を全うし、
初めて処理が完成する。

Blue Sky Frontier株式会社 江津事業所

製造系 - 製造

オペレーター 平 岳大 (2015年入社) X マスキング担当 山下 裕助 (2015年入社) X 塗装担当 島田 滉大 (2015年入社) オペレーター 平 岳大 (2015年入社) X マスキング担当 山下 裕助 (2015年入社) X 塗装担当 島田 滉大 (2015年入社)

  • #島根県
  • #若手
  • #新卒

STAFF INTERVIEW

全員が役割を全うし、
初めて処理が完成する。

Blue Sky Frontier株式会社 江津事業所

製造系 - 製造

オペレーター 平 岳大 (2015年入社) X マスキング担当 山下 裕助 (2015年入社) X 塗装担当 島田 滉大 (2015年入社) オペレーター 平 岳大 (2015年入社) X マスキング担当 山下 裕助 (2015年入社) X 塗装担当 島田 滉大 (2015年入社)

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私たちの仕事は航空機製作には欠かせない。

私たちは現在、グループ会社のBlue Sky Frontier株式会社の江津事業所にて、航空機部品の表面処理加工を行っています。金属部品は、時間経過とともに錆びてしまったり摩耗してしまったりします。そうならないために行うのが表面処理です。表面処理の方法には様々な種類がありますが、現在私が担当しているのはアノダイズ処理という処理方法です。アノダイズ処理とは、アルミの製品を溶液に浸け電気を流すことで、意図的に酸化皮膜を生成させることです。私はアノダイズ処理ラインのオペレーターを担当しており、クレーンを使って製品を吊り上げ操作し、処理しています。また、処理するために製品を治具に固定する作業や処理後に治具から外す作業も行っています。クレーン操作では安全性と確実性を同時に求められます。製品に傷をつけず、かつ安全に移動させられるよう、細心の注意を払って行っています。

私はマスキングという作業を担当しています。マスキングとはテープや塗料などを使用して部品の一部を覆い隠し、処理に必要な箇所にのみ作業を行えるようにすることなのですが、実は製品の品質に直接影響する重要な工程なんです。また、処理が終わったら、マスキング皮膜を除去します。マスキング作業は主に手作業ですが、一部装置にセットするだけで自動でマスキング作業をしてくれるものもあります。

機械が自動で仕事してくれるのはいいですね。私は処理した後の工程、塗装を担当しています。塗装の膜厚はμmのオーダーで決められているので、膜厚にバラつきが出ないよう慎重に作業をしています。1日の半分以上は塗装をしたり、後輩の指導をしたりしています。また、グループミーティングの進行役として、生産管理板を活用しながら当日の仕事を振り分けたり、処理スケジュールを確認したり、作業工程を確認したりしています。

自分が関わったものが沢山の人を乗せて空を飛んでいる。

私は普通科の高校出身で、入社前は機械や工具などに全く縁がありませんでした。そのため入社後は覚えることが多く、毎日大変ではありますが、技術や知識が身についてきているのが分かるのでとてもやりがいがあります。

マスキングには細かい作業が多いのですが、私たちの担当したものが航空機の一部として空を飛んでいると考えると、とてもやりがいのある仕事だと感じます。

日本には多くの自動車部品会社がありますが、航空機部品については、携わること自体中々ないことなので、そういったモノづくりに貢献できることはこの仕事のやりがいの一つです。また、アノダイズ処理後はアルミの表面の色が変わるので、それを見ると「処理をした!」という実感がわきます。

でも、大変な時もありますね。今でこそ自動化が進んでいますが、導入当初は苦戦しました。装置に適した台車を製作し、テストして、データから判明した不具合を調査して、また改善、と試行錯誤を重ねることが多かったです。また、誰にでも理解できるよう調査レポートをまとめた時も苦労しました。他部署の方や上司からいろいろなアドバイスをもらい、ようやく完成させることができました。

私は仕事でのチームワークの大切さを実感しています。普段の担当業務以外にも、他のグループの仕事量や進捗を把握し、指示を出すことがあります。他のグループに迷惑がかかったり生産が遅れたりしないよう、コミュニケーションを図りながら状況を確認していますが、自分の業務と職場全体の作業最適化を並行して行うのは、とても難しく大変です。

チームワークは大事ですね。私も普段クリーンルーム内で常に二人で作業をしています。
私が塗装をしている間に、もう一人は塗装した製品の焼付けを行ったり、焼付け後に治具から外したり、出荷準備をしたりしていますが、お互いにコミュニケーションを取りながら進捗状況を確認することで、適切な時間配分を目指しています。

ここでしかできない多くの経験、
ワークライフバランスも充実!

航空機産業に関わる仕事ができる会社は少ないと思うので、あまりできない経験をできると思いますし、薬品や塗料などの溶剤関係を使って仕事をするので、化学系の知識も身に付けられることも魅力ですね。また、小型部品を取り扱っている表面処理会社が多い中、大型部品の表面処理ができる会社は少ないため、大型部品を扱う作業が経験できることは魅力だと思います。

そうですね。航空機だけではなく、自動車や道路インフラ、建築関係などグループ全体で様々な分野に挑戦し、社会貢献していることも魅力だと感じています。また、江津事業所では、「5S活動」という、整理、整頓、清掃、清潔、しつけに力をいれており、事業所はもちろん、工業団地の清掃や海岸清掃などの活動を行っています。

江津事業所は胸を張って綺麗な職場だと言えますね。
また、基本週休二日制の日勤なので、安定した休みが取れます。有給休暇も取りたいときに取れるので、プライベートの時間もしっかり確保できます。連続で操業するため、祝日は振替になりますが、その分ゴールデンウイークやお盆休み、年末年始といった大型連休がより長くなり、たっぷり休めます。

就活生へのメッセージ

最初はみんな分からないのが当たり前なので、「できるできない」よりも学んでできるようになる気持ちが大切です。

そうですね。最初は分からないことだらけで覚えることもたくさんあり大変だと思いますが、無理して1日で全部覚えようとしなくてもいいです。間違えてもいいのでどんどん積極的に行動していくことが大切です。

社会人になったらそこがスタートラインです。その先良いことだけでなく嫌なことや苦しいことなどたくさんあります。それらを乗り越えられるメンタルはどの会社でも必要だと思います。また、個人的な見解ですが、会社は常に変化を求めていると感じます。固定概念に捉われず自分の考えをしっかり持ち、発言できる社会人になってほしいなと思います。

一日の流れ

  • 8:00

    出勤、朝礼

    朝出勤してからまずはラジオ体操で体を動かし、本日の連絡事項や生産スケジュールなどを共有します。

  • 8:15

    生産準備

    それぞれ担当する設備が正常に作動しているかを点検し、問題なければ立ち上げます。平は塗料の準備も行います。

  • 8:30

    作業開始

    山下は処理ラインでアノダイズ処理、平はクリーンルームで塗装作業、島田は製品をマスキングの自動装置にセットします。途中に休憩を挟みながらミスのないよう集中して作業を進めます。

  • 12:00

    昼休憩

    コンビニに行ったり、配達してくる弁当や持参の弁当を食べたり、食堂で雑談しながら自由に過ごしてリフレッシュします。

  • 13:00

    作業再開

    現場に戻って作業を再開します。島田は製品を装置から外してマスキング皮膜を除去します。平は塗装の焼付けと焼付け後の出荷準備、山下は引き続き処理をし、それ以外では生産が遅れないように進捗状況も確認していきます。

  • 16:45

    終業前確認、退勤

    もう一度生産スケジュールをチェックし、作業がスムーズに行えるように資材や設備の状況を確認し、問題なければ退勤します。

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