会社の信用を守り続ける。

私はサーフェスエエンジニアリング事業部の品質管理課に所属し、会社の仕組みや品質に関する文書作成等の担当をしています。当社は品質や環境に関して、世界基準の会社であるという国際規格（ISO）を取得しています。その水準を保ち続けるために、文書作成の他に作業のやり方や規定などを記録類として保管・管理したり、会社のルールがきちんと守られているかどうかのチェックや品質に関するデータの集計とフィードバックをしたりしています。また、取引先のお客様から求められている水準をきちんとクリアできているかどうかを証明するための書類準備もしています。これらの業務は自分の大学の専攻とは全く異なる業務内容のため、分からないことばかりで最初の頃は苦労しました。そのため、基本規程以外にも自分でテキストを読み、調べながら作成したり、仕事の合間に担当者に質問をしたりして知識をつけていきました。

今まで存在していない文書をゼロから形にするのが難しく、特に自分が現場で作業していない作業手順書の作成に関しては、実際にどんな作業を行なっているかを想像しながら資料作成することが多いです。どうしても詳しい手順や数値が把握できない場合もあるので、そういう時は担当者に聞きながら一緒に資料を作りあげたりすることもあります。ノウハウを正確に文章化する事が難しく、担当者と何度も修正を重ねた時もありました。このような「作っては修正、作っては修正」の繰り返しの中で、苦労はたくさんありましたが、その分やっと出来上がった時の達成感は大きいです。また、道筋を立ててシステム作りをすることで、論理的な考え方を育成することができ、とてもやりがいを感じます。

私は準備期間も含め約1年間の就職活動の中で精神的に不安定な時期がありました。しかし、自分がやりたいことが明確であれば就活を乗り切れると思います。私は就活にあたり、「気になった仕事・やりたい仕事ができるかどうか」という点にこだわって活動しました。
自分のやりたい仕事は何か、じっくりと考え、悔いのないように就職活動を行ってください。